目指せ早期退職!及び腰でFIRE

中小企業のサラリーマンが定年を目前にプチFIREしようという話。

自己紹介と早期退職を決意した経緯

自己紹介
はじめまして、かめ乃てと言います。
関西出身で東海地方の中小企業に入社して30年と少し愛知、岐阜に在住。
既婚ですが子供はなし、カメ1匹、自宅は賃貸アパート。
2020年に実家の母が脳腫瘍で倒れ、それを機に関西方面の事業所に異動。
その母も回復せず、その年に暮れに亡くなりました。

 

 

1、56歳になり定年を意識し始める

母を亡くしたこともあり、定年・老後というのが最大の関心事になりました。
56歳であと4年で定年、そのとき自分はどうするのか?
退職か、嘱託で会社に残るのか、それとも転職か、まさかの起業か?
定年についての本もいくつか読みました。


『定年入門 イキイキしなくちゃダメですか』高橋秀実著、ポプラ新書
『定年後 50歳からの生き方、終わり方』楠木新著、中公新書


本は興味深く読み、参考になりましたが、最後は自分の人生、決めるのは自分です。

 

2、定年後のお金は大丈夫か


以前よりEXCELで資産の一覧表を作っていました。
資産といっても大げさなものではなく、銀行預金、郵便貯金、生命保険なんかです。
不動産なんてありません。
年収は日本人の平均年収くらいです。50代で平均年収ということは、お世辞にも高収入とは言えません。
その資産一覧表に別表を作って、定年後にどれだけ資産が目減りするか計算しました。
この計算にしばらく熱中しましたね。緻密に作るほど想定される支出が増えます。
年金や健康保険の支払い、住民税、2年に一度の車検料・・・。
年金はいくらもらえそうなのか、年金事務所に相談にも行きました。

この問題も本が導いてくれました。


『知らないと大損する!定年前後のお金の正解』板倉京、ダイヤモンド社
『50歳を過ぎたらやってはいけないお金の話』山中伸枝著、東洋経済新報社


どちらの本も大変参考になり、重要な箇所に付箋をつけたら付箋だらけになりました。
いずれの本を見ても勧められているのが、つみたてNISAとiDecoでした。
つみたてNISAはやってみるべしと思いました(別途記事にします)。
今やっている確定拠出年金は退職後はiDecoに乗り換えようと思います。

 

3、勤め先に早期退職制度ができてFIREを決意


定年問題で頭がいっぱいになっていた矢先、勤め先に早期退職制度ができました。
退職金を優遇するので、50代の方は第2のキャリアに進みませんか?というヤツです。
第2のキャリアねえ。こちとら手に職もなければ立派な資格もない平凡サラリーマン。
しかし私はこれに激しく反応してしまいました。
「そうかそういう考え方もあるのか!」私は早期退職という考えに夢中になりました。
資産一覧表とにらめっこして、早期退職した場合にいくらお金を失うのか、さらに計算に没頭しました。没頭して「辞めても大丈夫」という確証を得ようとしたのです。
FIREするぞ!

 

4、早期退職は1年後を目標とした


さすがにそのときは踏ん切りがつかず、退職は1年後としてもろもろ準備することにしました。一時の激情に身を任せないように冷却期間を置くことにしたのです。

 

長々と自分語りをしてしまいましたが、私の中では一連の流れだったのです。
母の死、老後や人生の終わりについて考え始めたこと、早期退職制度ができたこと、FIREムーブメントの上陸・・・何か導かれているようにすら思いました。
ということで早期退職は来年秋ごろになるでしょうが、そこまでの道のりとFIRE後の生活をブログにまとめておこうと思った次第です。

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