目次
1、生活費を計算しよう
妻が家計簿をつけているので、それを参考にまず平均的な支出を計算しました。
(1)マンスリー支出
食費: 65,000円
通信費: 9,800円
水光熱費:13,500円
ガソリン:3,000円
家賃: 53,000円
小遣い: 50,000円
月間合計:194,300円
田舎なので家賃は3DKでも結構安く、53,000円です。
昼食は弁当持参、スマホはソフトバンクからY!Mobileへ変更、通勤は自転車、
新聞購読は中止、こづかい減らす、などの努力をして月20万円くらいです。
(2)イヤリー支出
NHK受信料:12,000円
生命保険: 108,000円
がん保険: 57,000円
年間合計: 177,000円
(3)年間の支出合計
(1)×12ヶ月+(2)=2,508,600円
子持ちの方はここに子供の教育費、持ち家の方は家賃の代わりに住宅ローンの
支払いなどが追加されるかもしれません。
マイカーがある場合は、2年に1回車検があるので、それも見込むことになります。
税金や社会保険は、現在はまだ給与天引きなので支出には含めていません。
しかし退職後の支出に重くのしかかってくるのはこれら税金と社会保険ですね。
2、税金
コンスタントに発生する税金は、所得税と住民税ですが、ご存知のように住民税は前年の所得で計算されますので、退職後1年目の低収入のときに重いパンチを食らいます。
私の場合は月間16,700円×12ヶ月=約200,000円です。
その後年収が100万以下とかになれば、所得税、住民税は免れると思われます
3、国民健康保険
退職後は夫婦ともども国民健康保険に入りなおす必要がありますね。
ネットにあった「国民健康保険計算機」に年齢と収入を代入すると計算してくれましたが、2人でアルバイト程度の収入なら年間10万を見込めばいいようです。
その後年金が入る、などの年収の増減の節目で再計算することにします。
4、国民年金
国民年金は一律でひとり16,610円(変動あり)なので年間約200,000円です。
夫婦とも60歳手前まで40万円、私が先に60歳になれば20万円の年間支出になります。
妻が60歳になるまでの辛抱です。
5、その他の支出
さて、上記が予測可能な主な支出かと思います。
車はできるだけ買い替えをしないまま、ある程度の年齢で廃車にして、
免許返納すべきでしょう。交通事故が最大のリスクです。
病気になれば医療費がかかりますが、日本の健康保険は結構手厚いので、
大きな痛手にはならいと踏んでいます。
その後の大きな買物は、有料老人ホームなどの施設入居の一時金でしょうか。
地方都市で数十万円程度の手ごろな物件を探しましょう。
そして最後の最後のお買物は、私自身の葬式代です。最近は家族葬とか簡素なものが流行っていますから、これも数十万程度でさっと済ませてもらいましょう。
大事なのは私亡き後、妻が暮らしていけるに充分なお金が残っているかです。
妻は私より7歳下で、女性のほうが平均的に長生きですから
私の死後10年は長生きすると想定しています。
物議をかもした「老後2,000万円問題」ですが、私の死後、10年は生きていけるように
妻に2,000万円残せるかどうかが、私にとっての2,000万円問題です。