目指せ早期退職!及び腰でFIRE

中小企業のサラリーマンが定年を目前にプチFIREしようという話。

国債を買うつもりが保険を買ってしまう

前から国債を買ってみたかったのです。
「個人向け国債変動10年」というやつです。
国にお金を貸すわけですよね。
まさに「インベスト・イン・キシダ」(違う?)。
その原資となるお金を下ろしに銀行に行きました。

妻の足によじよじ

 

1、つみたてNISAの原資を活用するには

私はつみたてNISAはイオン銀行を通じてやっています。
つみたてNISAは年間で満額でも40万円、
積立待ちの預金は余剰資金として遊んでいることになります。
だったらその分を国債で10年運用した後、
積立に回せばいいのではないか、と思ったわけです。

国債のリターンはわずかですが、元本保証があるので
下手な素人運用で積立資金を目減りさせてしまう心配もいりません。
我ながらいい考えだと思い、お金を下ろしに窓口に行ったわけです。

イオン銀行では確か国債を取り扱っていないので、
ゆうちょ銀行に資金を持って行こうとしていたのですが、
一応「イオン銀行さんは国債をやってないですよね?」と聞いてみました。
すると「ええ、やってないんですよ。
でも国債って今たいした利率じゃないですよね」
と言う窓口の人の目がキラーンと光ったのでした。

2、定期預金のような介護保険を勧められる

窓口の人の言うには「直接個人が国債を買うより、
法人が国債で運用したリターンを受け取ればもっと利率がいい」そうで、
そういう保険商品があると。
そこで提案されたのが、とある介護保険商品でした。特徴は

・5年以内に解約すると激しく元本割れする
・5年経過すると返戻金が元本の*%増える
・さりとて5年以降は殆ど増えない 

というもの。つまり見た目は介護保険ですが、5年後解約して返戻金を受け取る
5年満期の定期預金みたいなものと私は解釈しました。
私より年齢の若い妻を被保険者にすれば利率も少しよくなるということでした。

ふ~ん。どうせ10年は触らないつもりの余剰資金、
国債で10年預けているよりも、5年でそれ以上のリターンがあるなら
こっちのほうがよさそうです。

3、税金はどうなる?

この商品で増えた利益は50万円以下なので税金はかからないとか。
そして一時払いした金額を5年で割った額を毎年控除できるように
確定申告で使えるとのこと。なるほど。
来年払う税金は少しでも減らしたいので悪くない話です。

ということでまんまとイオン帝国の罠にかかり、保険を買ってしまったのでした。
私がここで保険として買った額をたとえば投信か何かで一括投資で運用した場合、
多分保険より何倍にも増やせるでしょう。
もちろん投信は元本保証もないリスク商品なので単純比較できませんが、
投資家の方から見ればもったいない話かもしれませんね。


4、こんな地味な運用で大丈夫か?


今回保険にあてた資金ではあまりスリキーなことはできないのです。
というのもこの資金は私の死後、妻の老後の生活費になります。

・つみたてNISA×2本
・私の退職金
・父の死亡保険金(まだ存命です)
・妻の年金型保険

上記は私が死ぬまで手をつけない資金に設定しています。
これらを運用してなるべく増やしておきたいと思う一方、
元本は失うわけにはいかない、というアンビバレントな資金です。

普通の亭主は65歳まで働くところを、私のわがままでFIREするので
私の年金がストップしたとき(私が死んだとき)
死亡保険金以外に充分な資金がないと、この世に未練が残って成仏できません。

このシミュレーションができるまで、リタイアするか相当悩みましたが
漸く目処が立ったのでFIREに踏み切ることにした、
とまあこういうわけです。

本日のなぞかけ

夫婦で年金暮らしとかけまして、図書館利用のマナーとときます。
そのこころは
シゴに気を使います・・・かめ乃てでした。

 

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