1、会社からなにやら書類が来た
早くも離職票が届いたのかと思いきや
中身は「確定給付企業年金」の案内と「裁定請求書」でした。
こんな年金が会社で積立てられていたとは知りませんでした。
いや多分知らされてはいたんでしょうが
お金に興味の無かった私は存在自体を認識していませんでした。
何でも退職により「脱退一時金」というものがもらえるらしいのです。
退職金が世間の平均以下の私にとって
退職金の4割強の金額があるこの年金はたいへんありがたいです。
資料を穴のあくほど読んで検討しました。
受取の方法には3つあり
(1)即金で一時金を受取る
(2)60歳になってから一時金で受取る。(1)よりも運用により増額されている
(3)60歳から10年間に渡って毎月年金のように受取る。総合計では(2)よりも
さらに増額されている
これ以外にも「通算企業年金」に移管して、終身年金として一生涯受け取る方法も
あるようで、そのパンフレットも入っていました。
その年金額をシュミレーションするサイトも紹介されていたので、試算してみました。
しかし損益分岐点からいうと結構長生きしないとプラスにはならないようです。
これは選択肢から外します。
やはりここは(2)でどうかと思います。
(3)で増額されるぶんは年利でいうと0.75%くらいでした。
ちょっといい定期預金ぐらいです。
どうせ降って湧いたお金ですので下手に増やそうと思わず、一時金でもらって
生活費に充てたいと思います。
2、皮算用をやり直す
退職後のお金の出入り、運用をシミュレーションする「皮算用」エクセルファイルが
あるのですが、これをしょっちゅう手直ししています。
最近では「国民年金が65歳まで納付が延びるのではないか」
というニュースを受けて変更しました。
まだ決定事項ではありませんが、一応悲観的な観測で見積もりしています。
でないと「思わぬ出費」として禍根を残すことになります。
そうでなくても人生、病気になったり突然の冠婚葬祭とか出費はつきもの。
資産運用に関してもインデックス投資は平均利回り2%で計算しています。
こういう場合よくある4%ではなく低めに見積もった2%です。
2%でもムリという市場の状況もありえるでしょう。
とはいえ、今回の企業年金ようなプラスの要素は嬉しい誤算です。
これにより運用中の資金の取り崩しが後になるほど運用益UPの可能性が増します。
この皮算用を見ていると「今は無職・無収入だけど、まだ干上がりはしない」
という安心感を得られます。
うちの妻も、夫が失職してブラブラ散歩しているだけなのに
パートにも出ず呑気なものです。
本日のなぞかけ(その35)
企業年金とかけまして、楽器の早弾きで指がついていかないとときます。
そのこころは
キュウフがありがたいです・・・かめ乃てでした。
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