目指せ早期退職!及び腰でFIRE

中小企業のサラリーマンが定年を目前にプチFIREしようという話。

高橋幸宏さんのご冥福をお祈りします。

高橋幸宏さんが亡くなりましたね・・・。
私の年齢(57)ではYMOはど真ん中で、凱旋武道館ライブをTVで見たのが1980年、
そのとき私は15歳でした。
アッコちゃん(矢野顕子)が飛び跳ねながらシンセを弾いていたのが
昨日のことのように思えるのは、Youtubeで今も見れるからですね。

そのライブの1曲目が坂本龍一さんのソロアルバムのナンバー「Riot in Lagos」
あまりのカッコよさにシビれました。
今もこの曲がマイ・フェイバリットですが、先日TVで坂本さんが
戦場のメリークリスマス」をものすごくゆっくり弾いていて(病気で体力がない)
何とも言えない気持ちになりました。

YMOといえば一般的にはライディーン」「君に胸キュン。」が有名ですが
私はどっちもそんなに好きではないです。
ライディーン」が入っているセカンドアルバムで一番好きな曲は
ビートルズのカヴァー曲「デイ・トリッパー」だったりします。

そして81年にアルバム『BGM』が出てミーハーなファンは離れて行きましたが
私はこの陰気臭いアルバムが一番好きです。
中でもモジュレーションがかかってチューニングが変な千のナイフ
狂っていて好きです。

その後最高傑作アルバム『テクノデリック』が出ました。
これは今では当たり前の(私ですらタダで使っている)サンプリング音源を
世界で先駆けて本格的に使ったアルバムだと思います。
サンプリング音源と言ってもリズムトラックで使っているので
音程はまだないんですけど。

上記2枚のアルバムを引っさげたウインター・ツアーのライヴを観に行きました。
ライヴのオープニングがすばらしかったです。
ステージに半透明の幕が下りていてそこに工場の映像が投影されます。
工場の巨大な鉄の扉が開くとYMOのメンバーが演奏している映像が映るのですが
幕が上がると映像だと思ったYMOは本当に演奏しているのでした。
照明を使って映像とステージの切り替わりがうまいため、
映像から忽然と現れたように見せているわけです。

このツアーのビデオが出ていますが、このステージアートのよさが
ちっとも再現されてない凡作でがっかりしました。

高橋幸宏さんのソロアルバムも好きですが85年以降は日本語中心の楽曲になり
謡曲寄りになってしまったためほぼ聴かなくなってしまいました。
初期の『音楽殺人』『ニウロマンティック』『WILD&MOODY』
なんかが好きですね。

幸宏さんのアルバムには洋楽のカヴァー曲が入っていることが多く、どれも秀逸です。
幸宏さんの敬愛するブライアン・フェリーの「This Island Earth
原曲以上の出来ですし、バート・バカラック「The April Fools」
トッド・ラングレン「I SAW THE LIGHT」もいいですね。

鈴木慶一さんとのユニット「ザ・ビートニクス」の1stアルバム
『EXITENTIALISM 出口主義』も大好きで繰り返し聴きました。

2016年の新ユニットMETAFIVEで健在ぶりを見せ付けたものの
・・・たいへん残念でなりません。

YOUTUBEで検索していると古いライヴ映像なんかが上がっていて
こういうときいいですね、YOUTUBE
こちらは幸宏さんの83年のライヴで、ビートニクスのナンバーです。
ツイン・ドラムがかっこいいです。

www.youtube.com



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