悪名高い「外貨建て一時払い生命保険」を解約しました。
解約返戻金を妻に贈与することにしました。
<目次>
1、外貨建て一時払い生命保険を解約
外貨建て保険はやばい、やってはいけない金融商品のようなイメージがありますね。
私はそんなこととも知らず、今ほどお金についてシビアに考えてもおらず
銀行員の勧められるまま契約したのでした。
たしか預金を解約するか何かがきっかけだったと思います。
それが2017年のことです。
200万円を預けて一旦外貨(豪ドル)にして運用してもらいます。
目標を自由に設定できるのですが10%増しの220万に設定しました。
3年後の2020年には目標額に達しました、という連絡がきました。
目標到達後は円建てに戻されるので、為替変動は関係なくなります。
これがそのままだったので解約して220万円+αが預金口座に振り込まれました。
豪ドルの動きによっては元本割れするのでヒヤヒヤものでしたが無事解約できました。
もともと生命保険というよりは貯蓄型の商品だったので解約前提でした。
利回りでいえば3%くらいの計算なので悪くないでしょう。
2、妻に贈与
220万円のうち110万円を妻名義の口座に移動して贈与としました。
110万円までなら贈与税がかかりませんが、一応贈与契約書を書くことにしました。
夫婦間で変な話ですが、相続対策本にそのようなアドバイスがあったからです。
来年もう1回同じことをして残りの110万円を移動(贈与)する予定です。
そのときも一筆契約書を交わします。
贈与することで私の死後、相続がよりラクになります。
私ら夫婦は仕事柄、引越しが多くてあちこちの地方銀行に給与振込先として
口座を作ってしまったので、なるべくメガバンクとゆうちょ銀行などに
集約しておく必要があるのです。
もうひとつは私名義の口座に残った預金は相続の対象となります。
子どものいない私らには兄(または甥姪)に法定相続分が発生するので
少しでも減らしておきたい(=妻に多く残したい)という思惑があるからです。
3、贈与ぶんの運用は国債に
今回の贈与ぶん110万円は「個人向け国債変動10年」にしてみようなかなと
考えています。
現在募集中の10年ものだと、初回の金利が約0.26%(税引き後)なので
以前よりはまあまあよくなってきています(変動なので今後はわかりませんが)。
この利率だと初年の運用益は2,900円くらいでしょうか。
元本保証はあるので利率のマシな預金のつもりで1個くらいは
国債があってもいいかもしれません。
前回イオン銀行で国債を買おうとしたら、もっと利率がいいからといって
貯蓄型の介護保険を勧められて、結局果たせませんでした。
今回はゆうちょ銀行でやってみようかな、という計画です。
1年経過後は解約もできるので、途中から投信に振り替えてもいいかもしれません
(中途解約の場合は前年の金利が2掛けになるみたいです)。
本日のリタイア川柳(その19)
相続税 気にするほどの 額じゃなし・・・かめ乃てでした。
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