目指せ早期退職!及び腰でFIRE

中小企業のサラリーマンが定年を目前にプチFIREしようという話。

トンデモ映画『哀れなるものたち』

映画『哀れなるものたち』を観ました。

<目次>

 


1、妻が観に行こうと提案

この映画の予告編がTVで流れているのを見ました。
ぱっと見、「ディズニーのファンタジー映画かな」という印象を持ちました。
妻は『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』を連想したそうです。
あの、老人で生まれて若返っていく話です。
でもどちらの印象も間違いでした。

妻がこれを見たいというので、観に行くことに。
映画は私から誘うことが多いのですが、妻から言い出すのは珍しいことでした。
前情報はTVの予告編しかなく、1日の映画の日を利用して行きました。

TV用の予告編だけ見て「ちょっと観てみようかしら」という女性は、
覚悟して観に行ったほうがいいです。


2、あらすじ

主演はエマ・ワトソンです。
役名はベラ。彼女の肉体はいい大人ですが、頭の中は幼児のそれ。
皿を床に叩き付け壊しては喜び、奇声を発しています。

ベラが住んでいるのは、天才的な外科医の「ゴッド」ことゴッドウィンの屋敷。
ゴッドを演じるウィレム・デフォーの顔は特殊メイクなしでも充分怖いですが、
その顔面は壊してからボンドでくっつけたような、つぎはぎ状態。
マッド・サイエンティストであるゴッドは、その父親もまたマッドな男でした。
彼は父親の影響を大きく受けたようです。

ゴッドは弟子の一人を、ベラの成長を記録する係として選びます。
その記録係は、美貌で無邪気なベラを愛するようになり結婚を考えます。
しかしベラを妻とするには問題がいろいろとあり、自宅軟禁のような状態になります。
そのため契約書を交わして、法的な手続きをするため弁護士を呼びます。

この弁護士もまたベラという存在に惹かれ、彼女に外の世界を旅させようとします。
外科医のもとから下界に出た(うまいこと言う)彼女は、
世界に触れて成長、進化していきます。


3、ディスニー映画なんてもんじゃない

無邪気に横になったベラのおっぱいが見えているシーンがあります。
「エマ、おっぱい見えてますよ」
とスクリーンに向かって注意したのですが、後半はもうめちゃくちゃで、
「おっぱい見えてる」どころじゃないのです。

なんなら男性のそれが、ボカシなしでぶら下がっているカットもありますし、
とてもお子様には見せられません。
デート・ムービーに誘った男は、女性から「何てもの見せんのよ!」
と怒られる、そんな話になりかねません。


4、淀川長治さんが解説すると

さてこの映画を淀川先生が解説したのが
↓ ↓ ↓こちらの動画です。

www.searchlightpictures.jp


ゆりやんさんは淀川先生が好きで
「大学時代、往復6時間の通学時間中、ずっと淀川氏の動画を観ながら、
その解説を一言一句書き起こして練習するなど、
長年淀川氏の映画解説をリスペクトし続けていました」だそうです。

私も淀川先生の解説だけを収めたDVDを買うくらい好きでしたし、
学生の頃は淀川長治ラジオ名画劇場」を聴いて、
まだ見ぬ映画を想像していたものです。

ということで映画の実態をよく言い表わしているのは、
淀川さん(ゆりやんさん)の解説の方ですので、
ぜひご覧になったうえ、気合入れてから出かけて下さい。

 

はてなブログユーザーの方はぜひ読者登録をお願いします。コメントもお気軽に

はげみになりますので、クリックお願いします↓

にほんブログ村 その他生活ブログ FIREへ
にほんブログ村