目指せ早期退職!及び腰でFIRE

中小企業のサラリーマンが定年を目前にプチFIREしようという話。

【読書】『JUST KEEP BUYING』

『JUST KEEP BUYING
自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則』
ニック・マジューリ/著(ダイヤモンド社)を読みました。

 

e-honより

<目次>

1、どんな本なのか

サイコロジー・オブ・マネー』の著者モーガン・ハウセル
「絶対読むべき一冊」と絶賛!だそうです。
サイコロジー・オブ・マネー』も私は読みました。

本書は「貯金力アップ篇」と「投資力アップ篇」の2部構成になっています。
「これから貯金をしよう」という方は第一部から。
「これから投資したいけどどうしよう?」という方は2部から読んでもOKです。

タイトルの「ジャスト・キープ・バイング」とは
「収益を生み出す様々な資産を継続的に購入すること」とまあ、そのまんまですね。
著者はとあるユーチューバーの方が、フォロワーを増やす秘訣を
「ジャスト・キープ・アップローディング」つまり投稿し続けるべし
というのを聞いて、これは投資にも言えると考えたそうです。

そしてなにより大事なのは
「どんな金融資産を、いつ、いくら買うべきか」ではなく、
「ただひたすら買い続けること」だと言います。
投資タイミングなんて気にせず買えばいいんじゃい、ということですね。

ドルコスト平均法でコツコツ投資ならやってますよ、という方もいるでしょうが、
著者もキープ・バイイングとドルコスト平均法は同じだと言っています。
ジャスト・キープ・バイイングは「とにかく買い続けろ」という投資哲学と意思が
その名称に込められているんだそうです。


2、著者はデータサイエンティスト

特に第2部に多いのはグラフです。
データサイエンティストの著者は、
さまざまなデータとグラフを使って投資のメソッドを解説してくれます。

その一例を挙げますと、神様とドルコスト平均法はどっちが勝つか、というものです。
毎月100ドル投資するコツコツ投資家と、
毎月100ドル貯金して、相場下落時にだけ投資する神様とではどっちが勝つか、
というゲームです。
神様なので相場の底値が分かるんですね。
そこで神様は貯金しておいた資金を下落相場につぎ込む・・・
これを売却なしで40年続けるというゲームなんですが、なかなか面白そうでしょう?

 

3、具体的な手法は

本書が気になった方は、巻末の「21の黄金のルール」をご覧下さい。
この本のエッセンスがそこに列挙されています。

そのうちの1個を紹介しますと「2倍ルールで罪悪感を減らす」というのがあります。
贅沢な買物をするとき、人は無駄遣いしているという罪悪感を覚えます。
そこでたとえば400ドルの靴を買うときは同じ額の投資商品も買うのです
(または寄付します)。
そうすると一遍に800ドルの現金が出て行くので「むむむ」となって
再考することになります。
それでも欲しいとなったら、靴と投資商品を両方買うというものです。


4、日本は金融孤児

「はじめに」のところで日本人が金融資産を現金で持ち続けている、
このままでは日本は世界の金融孤児になりかねない、という警告をされています。
これは日本版の出版に書き足したものなのか、
最初から原書にあったものか分かりません。
来年からの新NISAの登場で、
日本人の多くも投資の世界に飛び込んで行くのでしょうか?


5、余談

さてまったく関係ない余談ですが、昨日は近所でケリを10羽見ました。
小さい休耕の田んぼみたいな場所に集まっていたのです。
双眼鏡で観察しましたが、別にエサを食べるでもなく
「暑いので水に足をつけてます」って感じでした。
普通の田んぼはもう稲が育っていて着陸できないですしね。

Canonのフォトギャラリーより


ケリは地表にいるときは地味な茶色ですが、
羽を広げて飛ぶ姿は白・黒・茶色の3色が映えてなかなか美しいです。
ピカチュウ色の嘴もいいアクセントで、トータルのデザインがなかなか秀逸です。


はてなブログユーザーの方はぜひ読者登録をお願いします。コメントもお気軽に

はげみになりますので、クリックお願いします↓

にほんブログ村 その他生活ブログ FIREへ
にほんブログ村