目指せ早期退職!及び腰でFIRE

中小企業のサラリーマンが定年を目前にプチFIREしようという話。

ほったらかせない!つみたてNISAの現在

私と妻がつみたてNISAを開始したのは、2021年10月15日から。

それから4ヶ月が経過しました。FIREを決断して、資産運用に取り組もうと最初にとりかかったのがつみたてNISAでした。

「今すぐ始めるべき」「積立を開始したら長期運用でほったらかし」というのが、どの本やネット記事にも書かれていたことです。私もそのつもりでした。でも・・・

とてもほったらかせないよー!

 

1、我が家が積立てているファンド

①iFree S&P500インデックス・・・1万円

②世界経済インデックスファンド・・・2万円

③iFree 8資産バランス・・・1万5千円

④ひふみプラス・・・5千円

⑤iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)・・・1万円

上記の5つのファンドを夫婦で3万円ずつ計6万円を毎月積み立てています。

①⑥が外国株のインデックス・ファンド
②はアクティブ系
③はバランス系
④だけ日本株メインのファンドなので金額は5千円と控えめにしています。

ちなみに窓口はイオン銀行です。

上記でスタートしたところ、最初の1ヶ月で2人合わせて500円ほどの運用益が出ました。
「あ、増えた。500円だけど(笑)」と思ったのは束の間のことでした。

2、ほったらかしどころか毎日ネットバンキングをチェック

投資家の方とは違って、毎日毎時、株を売り買いしてるわけではないので、お金をアカの他人に信じて託しているのが投資信託です。チェックしたところで仕方がないのですが、ついついスマホやPCで見てしまいます。
NYダウ平均株価」「S&P500」「日経平均株価」の3つをまず確認します。
翌朝に前日の終値が出てるんですよね。
そのあとインターネットバンキングで自分のファンドがどういう成績を上げているか確認します。

当然ですが、NYダウが下がれば運用損益もマイナスします。
NYダウが下がっているのに日経平均がぐんぐん伸びるというわけもなく、日経平均に一番左右されている「ひふみプラス」も値を下げます。

NYダウ続落」「週明けに反発」とかいうニュースも同時に目に飛び込んできます。

FRBの議長の発言を受けて・・・」「アメリカのインフレ指数が・・・」と言ったニュースも、今までは対岸の火事だったものが、火の粉がバンバン飛んでくるかのように感じ出しました。
そもそもニュースというのを見ていると、経済にとって(=私の資産運用にとって)ネガティブなものばかりに思えます。

金利及び金融政策
原油
・インフレ
ウクライナなどの軍事的な緊張
感染症

最近のニュースはこれらが悪化しているというものばかりです。

日本政府が何かいいこと始めた、というニュースはとんと聞きません。成長と分配、まだですかね?

個別に株を売り買いしているのではなく「(日本を含む)世界経済の成長」に賭けているつみたてNISAというものは、世の中の景気がよくなるのを「ほったらかして」即ち「ただ指を咥えて」見ているしかないものなんですね。

3、運用損益の動きをグラフ化してみる

せっかく毎日チェックしているので、ここはひとつグラフにしてやろうと、作ったのがこれです。

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棒グラフがNYダウ平均で、折れ線がそれぞれのファンドの運用損益です。

現在運用損益は約7千円のマイナスです

12月30日に一瞬2,500円ほどのプラスを出したあと、1月下旬から現在にかけて全ファンドがナイナスしています。そして最も下げ幅が大きいのが、最も積立金額が少ない「ひふみプラス」つまり日本株メインのファンドです。

4、積立金のバランスを変更する

「長期投資というものは、たとえ下がったときでもコツコツ同じ額を積立てし続けていれば、上昇に転じたときにそれまで増やした口数がより多く稼いでくれる」というのがセオリーらしいです。

とはいえ、ひふみプラスが一番足を引っ張っている状況を見て、私はほったらかすのに耐えられなくなりました。売却はしないまでも、積立金額を変えてやろうと月5千円を千円に下げてやりました。浮いた4千円は「iFree 外国株式インデックス」に加えました。

こんなことをしたら、日経平均が上向いたときに、ひふみプラスの収益が戻るのが遅くなるのではという懸念もあります。しかしそのぶんiFree 外国株式インデックスが伸ばして、ひふみプラスのマイナスを補填してくれることに期待したのです。


5,目標は開始1年後に3,300円

イオン銀行の場合、毎月15日に次の積立金が普通口座からNISAへと移動します。

新たな3万円がこの1ヶ月にどれだけ働いてくれるか・・・というと世界情勢を見る限り厳しそう、というのはエコノミストでなくても想像できます。

つみたてNISAは20年勝負です。たった4ヶ月でガタガタ言っていてはダメなのですが、ほったらかすのではなく、世の中の動きに目を配りながら、推移を見守るのも必要なのではないかと思います。

利回りを年2%と見積もって、目標はそれぞれ3,300円(2人で6,600円)です。1年後である今年の10月15日に果たしていくら損益が出ているのか、期待と不安でワクワクします。

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