目指せ早期退職!及び腰でFIRE

中小企業のサラリーマンが定年を目前にプチFIREしようという話。

退職前後にやるべきことを考えよう

私が今勤めている会社を退職するのはこの秋を予定しているのですが、そのときに
なって慌てないように、いろいろと準備しておきたいと思っています。
そこである日を最終出勤日と仮定したときに、その日までに何をする必要があるか、
その日以降に何をすべきか、手続きは何があるか・・・こういったことをエクセルに
時系列に書き出してみようと思いました。

 

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1、退職前にやること

(1)後任への引継ぎ準備

立つ鳥跡を濁さずで、身辺整理と私物の回収、パソコン内の不要なファイルの削除、
引継ぎ資料の作成、後任が困らないようにしたいものです。
人事異動なら不明点を後から電話で聞いたりできるでしょうが、退職ですからね。
退職の申し出は1ヶ月前にはして、退職願を出します。

(2)有給休暇の申請

たぶん私の場合には、有給休暇が30日ぶんくらいは、残っていると思われます。
たいてい20日間の有給は繰り越されるので、合計40日の有給期間、退職までに
10日頑張って使っても30日は残るでしょう。そんなに休めるものではありません。

日本の有給休暇取得率は世界的に見ても低くて50%くらいだとか。
特に私は仕事柄、ゴルデンウイークなどの大型連休でも仕事があり、まとめて休暇を
とる機会がそんなにありません。
そこで残った有給休暇の約30日は最終出勤日以降の消化にあてるわけですが、
週休2日制ですから、現実には1ヵ月半は「毎日が日曜日」となるわけです。

有給の申請と同時に源泉徴収票も、最終の給与が支払われた後にもらえるよう、
手続きをしておきます。

2、最終出勤日とそのちょっと前

社内でお世話になった上司、先輩方、仲のよかった同僚や同期社員、一緒に呑みに
行ったりしていた後輩社員に、退職のお知らせをしておきたいですね。

でっかい会社のオフィスに一同揃っているなら簡単ですが、私の会社の場合には、
本社や各地の事業所に散らばっているので、電話やメールでってことになりますね。
今からどう言って話をしたもんだか・・・考えてしまいますね。
今のところ「会社の今後は、皆さん頼みましたよ!」という気持ちでしょうか。
まあ、別に私が引っ張ってきたわけでは全然ないですが(笑)。

3、退職日

本社に行って、社長やお偉い様にも挨拶をします。
小さい会社なので、私のような末端社員でも本社勤務のときは社長と話すことも
多かったので、挨拶なしでは済ませられないですね。

(1)人事部での手続き

・会社資料、貸与物、健康保険証の返却(コピーをとっておく)
・退職所得の受給申告書の提出

があります。後者は退職金の所得控除をするために必要だそうです。
これを出さないと源泉徴収されてしまうとか。


(2)確定拠出年金の処理

57歳半ばで退職する予定ですが、確定拠出年金は退職時に中止したいところです。
拠出した年金の受け取りは60歳になってからでいいとして、この3年ほどの間は、
経済情勢として上向きとは思えません。
下手をすると拠出した元本を割ってしまうかもしれません。
このまま運用を続けてよいものかどうか。
しかしiDeCoに移管するのも、期間として短いし・・・悩ましいところですが、
解約はネットで見る限り良いことはなさそうです。
もう少し勉強して損のないようにしたいと思います。

4、退職後の1週間

(1)役所での手続き

国民健康保険の加入手続き 
国民年金加入手続き

私は持病があるので、健康保険の加入はすぐやらないといけませんね。
年金は夫婦とも手続きします。私は大学生のときは年金を払っていません。
就職してからはもちろん厚生年金を払っていますが、20~21歳の年金が未納なので1年分、即ち61歳まで国民年金を支払うつもりです。
20万円弱払うことになりますが、その分年金が年額2万円弱増えて、10年後には
増額分で元がとれると一般的に言われています。
75歳なら平均寿命圏内なので、80歳まで生きたら5年分約10万円お得(笑)。
そんなものに期待するなら20万円を運用したほうがお得だという説もあります。

(2)ハローワークでの手続き

お待ちかね、失業給付受給のための手続きです。主に必要なものは

マイナンバーカード
認印
・照明写真2枚
・預金通帳
雇用保険者証
離職票①②

5、退職2~3週間後

(1)最終の給与と退職金の振込み確認

私は退職金には手をつけず、銀行の「退職金専用3ヶ月定期」で少し増やしてから
「個人向け国債変動10年」に放り込む予定で、その手続きをします。

(2)受給説明会

最初にハロワで受給手続きして7日間の待機期間ののち、受給説明会に出ます。

雇用保険受給資格社証
・失業認定申告書

をもらいます。
この後、さらに2ヶ月の給付制限期間があって、失業給付の振込みがあって・・・
と続きます。

6、案外長い「何もできない期間」

まず有給休暇の消化期間が1月半もあります。
当然この間は会社に所属しているので、バイトに励むわけにもいきません。
退職してからも2ヶ月以上の待機期間があります。この間に転職すると、
せっかくの失業給付が水の泡ですが、さりとてじっとしているのもどうかと思います。
週20時間以内のバイトが認められるなら、それも選択肢の一つですが、とりあえず
自由を謳歌するというより、ヒマを持て余す、というのが予想されるところです。
役所やハロワでの手続きは、着々と進めるとして、それ以外の日常をどうするのか、
そのほうが今から計画しておかないと、頭がぼけてしまいそうです。

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