目指せ早期退職!及び腰でFIRE

中小企業のサラリーマンが定年を目前にプチFIREしようという話。

『おけいどん式ほったらかし米国ETF入門』

『月20万円の不労所得を手に入れる!おけいどん式ほったらかし米国ETF入門』
桶井道著 宝島社1,760円

出たばかりのおけいどんさんの本を買いました。
おけいどんさんは、はてなブログでも書かれているので先日「読者」になりました。

 

1、どんな本なのか

帯に「お金の増やし方、投資信託だけでいいと思ってる?」
という挑発的なコピーがついています。
投資信託と比べたETFの利点について、そしてそれぞれETF銘柄について
ETFカタログ」として執筆当時のデータと著者の解説がついています。
このカタログにページの半分近くを割いていて、
初心者がどのETFから買うのかをサポートしてくれます。

読者のターゲットとしては
「つみたてNISAや投資信託をすでに始めた人」って感じですね。

つみたてNISAの本は数あれどETF関連の書籍はまだ殆ど出版されていません
つみたてNISAを始めて、そろそろ次のステップを考えている人が増えてきている
中での出版なので「なかなかいいタイミングだなあ」と思います。
さすがおけいどんさん、そして目ざとい宝島社さん。

2、なぜ投信よりETFなのか

著者は出口戦略としてETFを最適と考えておられるようです。
老後に投信を取り崩すときの大変さ
(相場が動いているときに、どのタイミングで売却するか)を考えると
配当が生活費として振り込まれてくるETFならその悩みから解放される
と説いています。

なるほどね、と思いますが「正直な話」として
「お金を増やすだけが目的なら投資信託が効率よし」とも書かれています。
投信とETFを同じ条件で運用したら、どの程度総額に差が出るか
という表まで用意してくれています。

私は手数料が安いETFのほうに軍配が上がるのかと思っていましたが
単純比較ではそうではないんですね。
もちろんそれ以上にETFの魅力が沢山あるので、詳しくは本書をお読み下さい。

3、読後のアクション

私はまだつみたてNISAしかやっていないので
次は投信を別口座で始めるか、ETFを始めようか、というところでお悩み中でした。

投信のランキングとかを見ていると、どうしても「S&P500インデックス」とか
「全世界株式(オールカントリー)」とか、そういうのに目がいきます。
実際そういうのに人気があってリターンも堅そうです。
でも「つみたてNISAと同じようなものを買っていて大丈夫か」
というのも気がかりです。
「オールカントリーにしておけば世界中へ分散している」という考えもありますが
それでいいのでしょうか。

たとえばおけいどんさんが紹介しているヘルスケア業界のETFなんか
すごく魅力的に思えます。
そう思うとオールカントリーなど堅そうなところをそれはそれで押さえておいて、
REITや業界別のETFを分散の一環として(失敗しても大きくならない程度に)
ちょこっと買うのでどうだろう・・・という感じです。

まだ私なんかは出口戦略までは頭がまわっていなくて
今はまだ資金を増やしたいだけです。
一旦のゴールは「私の死後の妻の生活資金をなるべく確保しておく」です。

運用をしているのは私で、妻は「ふ~ん」という感じなので
私の死後、彼女はうまく取り崩してくれるのか、というのが心配です。
おけいどんさんも自分が高齢になってときに、
ちゃんと判断できるのかの不安を書かれています。

これはまあ、約20年後の宿題ですね。
「あなたは癌で余命1年です」と言われた瞬間
全部売却して現金化するかもしれませんね(笑)。

本日のなぞかけ(その13)
投資信託ETFの違いとかけまして
相場が上り調子のときの気分とときます。
そのこころは
ジョウジョウでしょう・・・かめ乃てでした。

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