目指せ早期退職!及び腰でFIRE

中小企業のサラリーマンが定年を目前にプチFIREしようという話。

「もと我が社」の株を売る

退社するときに持ち株会に入っていた分の株を個人の口座に移動してもらいました。
時価の半分くらいの価格が「平均取得価格」だったので
いくらで売っても利益になる感じでしたので、ありがたく頂きました。
これでしばらく御まんまが食べられそうです。

 

1、先月から急落し始める

 

自社の株価などそんなに気にしていなかったので
持ち株がもらえると聞いたときに調べたら、結構いい価格でした。
持ち株数×○○○円だと思うとウハウハです。

それから1ヶ月くらいして実際に退社、株の移動処理が済んでトレードを
始めようと思ったら、最初見たときから20円ほど下落しています。
私の生活費をどうしてくれるんだ!
しかも毎日やればやるほど1円、2円と下がっていきます。

「下がってもいいからとっとと売却しちまえよ」
という悪魔の声(VC/六角精児)と
「お世話になった会社でしょ、そんな下げ注文に加担しないでもっと高値で
売りに出さなきゃダメよ」
という天使の声(VC/長澤まさみ)とが、代わるがわるに聞こえます。

「ほれ500株、買い注文出ているぞ。そーらチャンスだ、行っとけ行っとけ」
と言う六角精児は片手に缶チューハイを持っています。
買い注文は前日の終値を3円も下回っています。

「そんなことをしたらまた値下がり更新よ。ぐっとこらえて値上がりを待つのよ。
高く売れば売るほど明日の生活費はUPするのよ!」
長澤まさみ様の声は結構私の耳元に近いので彼女の息がかかります。
何だかとても良い匂いがします。
しかし六角の酒臭い息がそれを吹き飛ばします。
「とりあえず100でいいから行っとこうぜ。ほい、ポチ」
あ、売ってしまいました。
六角は私の顔を見てニヤリと笑いました。

 

2、個別株はもうたくさん

 

私は基本的に投資信託しかやっていませんし
個別株は今後もやるつもりはありません。
なので個別株を売買(この場合は売却)する感覚がよく分かりません。

これが縁もユカリもフリカケもない会社なら、安く買って1円でも高く売る
という考えでもいいんでしょうが、もといた会社ですしね。

それに値動きを見ていると、何でもいいから持っている株を少しずつ
放出しようとしている誰かが「板」の向こうに透けて見えるのです。

「もと我が社」は業績はぱっとしないとは言え、今のところ
そう上がったり下がったりという変動要因になりそうな情報が無いと思うんですが。
しかし今後もしばらく浮上することなく更に下がっていくなら
チャンスを逃してしまいそうです。

個別株をやっている人は毎日このストレスに晒されているのでしょうか。
損切りしました」なんて語を人様のブログで見ると
自分には耐えられそうにないな、と思います。

私の場合は今の半値くらいにならないと損は出ませんが
やっていてちっとも楽しくありません。
まだたくさん手持ちが残っているので、どうしたものか考え中です。

その辺の丘の上からの眺め。夕暮れ時です。



本日のなぞかけ(その46)
勤め先の持ち株とかけまして、日本の伝統的な価値ある建造物とときます。
そのこころは
ジシャは大切にしましょう・・・かめ乃てでした。


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