先月の読んだ1日平均ページ数は75ページでした。
読了した本は以下の8冊です。
一言感想を添えてご紹介します。
<目次>
- 1、イニシエーション・ラブ/乾くるみ(再読)
- 2、ラテ・ファクター/デヴィッド・バック
- 3、英語日記BOY/新井リオ
- 4、夜のフロスト/R・D・ウィングフィールド
- 5、コーヒーと恋愛/獅子文六
- 6、くもをさがす/西加奈子
- 7、王城の守護者/司馬遼太郎
- 8、バカでも稼げる「米国株」高配当投資/バフェット太郎
1、イニシエーション・ラブ/乾くるみ(再読)
何度かメディアで取り上げられているのでご存知の方も多いでしょう。
バブル時代の恋愛模様を描いた作品ですが、最後にえ~!となるやつです。
いつ読んだか覚えていないくらい前に読んだのですが、このたび再読。
未読の方はネタバレを見ないでどうぞ。
ああ俺もあの頃、イヴの夜にホテルのレストランを予約してたなあ(ウソ)。
2、ラテ・ファクター/デヴィッド・バック
いわゆる「ラテ・マネー」をテーマに小説仕立てで投資を指南する本です。
雑誌編集者の女性がカフェのオーナー(実は資産家)というメンターを得て、
自分の夢に向かうためにお金の使い方に目覚める、みたいな内容です。
実用書ではないです。
3、英語日記BOY/新井リオ
デザイナーとしてカナダに渡った著者が、
英語日記で英語を習得したというエッセイふう英語勉強法の本。
4、夜のフロスト/R・D・ウィングフィールド
新刊で出ていた頃は、ミステリの年間ベストテンにランクインしていた
フロスト警部シリーズの1冊です。
小汚い、下品、デスクワークをしない、捜査は推理ではなく勘が頼り、
違法捜査も何のその、でもなんやかんやで事件を解決するフロスト警部が、
次々と起こる事件に翻弄されます。
750ページに字がぎっしりですが、フロスト警部の下品な下ネタトークを削除すると
500ページくらいに収まるのではないでしょうか。
5、コーヒーと恋愛/獅子文六
新劇出身でTVでも人気のおばさん女優・モエ子はコーヒーを淹れる名人。
コーヒー愛好家の会「可否会」にも参加しています。
若い舞台の裏方と同棲しているものの、若い女優の出現でゴタゴタが発生・・・
という軽いタッチのコメディ。
インスタントコーヒーが普及し始めた頃を舞台にしており、
まさに「昭和の大衆小説」という感じです。
100円の中古本で何となく買った本ですが、
そうでもなければまずチョイスしないでしょう。
そういう意味でも「100円本の中から探す」という縛りは読書の幅を広げますね。
6、くもをさがす/西加奈子
作家・西加奈子がカナダで乳がんになった体験を綴ったノンフィクションです。
こちらは以前、当ブログでも紹介しました。
7、王城の守護者/司馬遼太郎
会津松平家、玉松操、大村益次郎、河井継之助、岡田以蔵、
幕末に現れた名脇役たちをピックアップした短編集です。
玉松操だけ
(聞いたことのない名前だ)
と思いましたが、岩倉具視のブレーンとなった国学者のようです。
8、バカでも稼げる「米国株」高配当投資/バフェット太郎
可愛らしい女性の表紙イラストとは逆に、書きようが下品極まりないです。
フロスト警部のトークは下ネタですが、この著者の口語体の文章が
「くそダサイ投資家がバカな投資をする~」みたいな感じで口汚いです。
編集も文字を突然特大にしたりとか、なかなかの下品さです。
とは言え書いてあることは支離滅裂ではありません。
著者は高配当株の10社に均等に投資して、
配当は再投資するという手法をとっています。
一番ふむふむ、と思ったところは
「決めたルールで淡々と投資するロボット投資家たれ」というところ。
投資タイミングは長期的に見るとパフォーマンスに与える影響は小さい、
タイミングを見計らっていると買い増しできないし、
逆に見逃しがある、という部分です。
確かにわたくし如きがタイミングなどを考えていても仕方がないなあ、
と実際やってみて思います。
今の株価爆上がりも全然予見しませんでした。
どうせ私のやっている投信なんて、リアルタイムで売買できないですしね。
マウスでイラスト(その5)
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