話題の『世界で一番透きとおった物語』を読みました。
新刊ながら文庫で発売しているので、失業者の私にも優しいお値段になっております。
<目次>
1、どんな本なのか
私が毎号購読している『本の雑誌』の上半期ベスト10の第6位となっていますので、
間違いない面白さでしょう。
ちなみに第5位は先日直木賞を受賞した『木挽町のあだ討ち』(永井紗耶子著)です。
本の雑誌のほうが先に出たので、直木賞に追従したのではありません。
『木挽町の~』も読みたかったのですが、
こちらはB6サイズ本なので、お値段的に手が出ませんでした。
仕方がなく同じ著者の文庫の既刊を買ったのでした。
まさに「木挽町のかたきを長崎で討つ」みたいな!
全然ウマいこと言ってないですけどね。
著者の杉井光さんは「電撃文庫」などで
シリーズもののライトノベルや、漫画原作などを書いてらっしゃる方で、
ラノベを読まない私には接点がありませんので、ノーマークの作家さんでした。
2、あらすじ
主人公の青年・燈真は大御所作家の宮内彰吾の愛人の息子です。
愛人だった母親はすでに愛人関係を解消し、本の公正をフリーランスでやりながら
独りで息子を育てましたが、交通事故で亡くなりました。
さらに父である宮内も病死してしまったのです。
燈真は一度も会ったことすらない父の死はスルーしていました。
しかし宮内の息子(つまり異母兄弟)を名乗る男が接触してきたのです。
宮内の未発表原稿あるので探して欲しいというのです。
そのタイトルは『世界でいちばん透きとおった物語』。
燈真はその原稿を探して、父の愛人(何人もいる)や出版関係者に
当たるのですが・・・。
3、読んでの感想は
読み終わるちょっと前のページあたりから、
背筋がぞわわわとなりました・・・いい意味で。
なかなかすごい作品が出てきたもんだと、周りに勧めたいところですが、
哀しき失業者には社会的なつながりが絶たれていて「周り」がいません。
ということでブログでのご紹介となりました。
どこがどうすごいのかは、読んでのお楽しみです。
ご興味を持たれた方は、ネットでの検索など止めて
書店にGOすることをお勧めします。
マウスでイラスト(その21)
ビッグモーターの事件、報道が事実なら「えげつな~」って感じですね。
CMキャラクターだった俳優さんもイメージダウンで被害者かもしれません。
CMと言えば、キャッシングとかカードローンのCMに
有名俳優や人気お笑い芸人さんが出ていますが、あれもどうかと思います。
いくらギャラが高額かもしれませんが、金貸しの片棒を担ぐのは
イメージ的にどうなんでしょうか。
千鳥のお二人とかも出ていますが、やめてほしいです。
売れない芸人さんによっては、借りてしまって苦しんでる人もいるんじゃないかとか、
想像するとですね・・・まあ余計なお世話ですかな。
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