自称「及び腰投資家」の私ですが、仕事中に腰をひねってしまったようで、
軽いぎっくり腰になりました。
＜目次＞
１、余はいかにしてぎっくり腰となりしか
パートの仕事中に、ちょっと荷物の上げ下げでかがんだところ、
ひねってしまったようです。
そのときはイテッと思っただけでしたが、仕事を終えて車で家の駐車場に着くと、
シートから立ち上がるのにイテテテとなりました。
私の老朽マンションあるいはボロアパートの階段を上がるのに
ソローリ、ソローリという状態になってしまいました。
立ったり歩いたりは問題ないので、そこまで重傷ではないのですが、
前かがみや中腰に痛みを伴います。
洗面所で手を洗うとか、靴下を履くとか、
胡坐をかいた姿勢から立ち上がるとかに痛みがあるようです。
中国雑技団のようなポーズは、とうてい無理です。
２、きみはこう言いたいのでしょう。イシャはどこだ！
月曜は仕事はなかったので医者を探そうと「ＸＸ市 ぎっくり腰」で検索しました。
まずぎっくり腰はどこに行けば治してもらえるか分からなかったのです。
Ｇｏｏｇｌｅで整体とか鍼灸院が検索されました。
そういうのって保険が効くのでしょうか？
良さそうな鍼灸接骨院が1軒、見つかりました。
星が５つもついています。食べログではなかなか出ない点数です。
でもあろうことかきょう月曜が休みになっています。
なんてことだ！ほかを調べましたが、食べログで3.0以下が多く、
ちくしょう、ヤブ医者ばかりではないか。
やれ待たされたの、その割には治療時間が短いの、
スタッフの態度が気に食わないのと、口コミが言いたい放題です。
そんなひどいことを書き込むなよ！
それを参考にする俺はどうなのよ！
そうだ、隣町に行けばイシャがあるかも知れない。おおそうじゃ。
もう少し範囲を広げてテッテ的に調べたところ、
1軒良さそうな病院を発見しました。
３、先生！シリツをして下さい
ところどころに、つげ義春さんの『ねじ式』の引用をしてしまい、
変な文章になってしまいました。
朝イチでとある整形外科の玄関前に並びました。
一番に呼ばれてレントゲンを撮ってもらいました。
腰のあたりを写すのでズボンをずり下げて寝転びました。
撮影技師は女性でしたが、Ｘ線で私の股間は透視されているのでしょうか。
「いや、ああいうものはそもそも骨がないので写らないに違いない、
少なくともサイズ感とかは」
などと下らないことを考えているうちに終わりました。
医者によると骨には異常は無いので大丈夫、痛み止めと筋肉に効く薬を
出しておくので治らないようならまた来てね、ということでした。
「先生、シリツというか、こうなんかグッと押したり電気でビリビリとか、
そういうのはないのですか」
「物理的な治療はないですね。整体じゃないので」
私は実はクイックマッサージが好きで、現役時代はよく通っていました。
よくあるでしょう、60分2,980円とか看板の出ているアレです。
しかしそういうモミモミもなければ、電気ビリビリも骨ゴキゴキもなく、
モノ足りない感じで医院を出ました。
「モノ足りない！」と食べログに書いてやろうかと思いましたが、
薬とやらに期待することにしました。
明日は仕事ですが問題なくできるかちょっと心配です。
仕事を始めてちょうど1ヶ月ですが、
1ヶ月ですぐ故障の戦力外通告ではちょっと恥ずかしいですね。
妻が腰を痛めたときの腰ベルトを貸してもらって、
あまり屈伸運動にならないように仕事をしたいと思います。
（病中につきイラストはお休みします）
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